はてなブックマーク - はじめに ―このブログについて― 2005年04月01日

はじめに ―このブログについて―

2004年9月18日。息子は生まれました。

妻の妊娠がわかり、出産を経て、今日に至るまで漠然と思い続けてきたことがあります。

女性は
妊娠してその「おなか」に命を宿し、
出産後は「胸」から乳を出し、
子どもに自らのエネルギーの一部を分け与える。

そう、好む好まざるに関わらず、
女性(母親)はいつも子どもと正面から向かい合っているのです。

対して、父親となる男性はどうでしょう。
残念ながら、女性のように自分の「おなか」を痛めて子どもを産むことも、
自分の「胸」から乳を出してやることもできません。

そればかりか、一昔前までは
「子どもは父親の背中を見て育つ」という言葉が象徴するとおり、
父親は子供に背を向け、主に家の外での“いきざま”や“存在感”をもって
間接的に子供を導くことができればそれでよし、
とする考えがひとつの美学ですらあったように思えます。

このエントリを書いている2005年4月1日より、
私は育児休業を取得します。

これは決して、自分が母親の代わりになろうとしているのではありません。
また、「子供は父親の背中を見て育つ」という言い伝えを真っ向から否定するのとも違います。
(ときには、向き合ったコミュニケーションよりも背中で物語ったほうが良いときもあるでしょうから)

母親と違って父親は「背中」と「おなか」のどちらを
子供に向けるのかを自分の意志で選択することができます。

であるならば、長いサラリーマン人生における少しだけの期間、
子供に対して全面的に「おなか」を向ける時間に充てても良いのではないか、
というのが私の持論であり、今回育児休業を取得するにいたった背景なのです。

もちろん、休業取得にあたっては
・職場の環境が許してくれたこと
・私の休業中には妻が収入を得てきてくれること
なども欠かすことはできない要因でした。

自分の恵まれた環境を再確認すると同時に、
わがままを通してくれた周りのすべての方々へのささやかな「おかえし」として、
育児休業を取得した男性サラリーマンの生態をここに綴りたいと考えています。

2005.4.1
knockout


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posted by みやもと かずよし at 14:37 | Comment(4) | TrackBack(2) | はじめに -このブログについて- | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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