はてなブックマーク - ムスメの先天性股関節脱臼、その後 2011年01月23日

ムスメの先天性股関節脱臼、その後

DSC01405


# この記事はムスメが先天性股関節脱臼と診断されたときの記事
# 「股関節が危ない!?」の続報です


先日、ムスメの先天性股関節脱臼のセカンドオピニオンを受診をしてきました。

結論から言うと、やはり股関節脱臼であることには間違いがないようで、
詳しくは、軽度の股関節臼蓋形成不全にあたるようです。



小児整形外科専門医による診察

今回セカンドオピニオンを受診をしたのは足立区にある水野記念病院

この病院には子どもの整形外科疾患を専門に扱う小児整形外科があり、
専門医の鈴木茂夫先生が勤務していらっしゃいます。

鈴木茂夫先生のHPを見ると、水野記念病院の小児整形外科は

  • 先天性(特発性)股関節脱臼の発見治療

  • ペルテス病治療

  • 内反足治療

に特に力を入れているようです。

ムスメも鈴木先生に診察してもらうことができました。


付き添った妻の話によると、診察の最初の時点でこそ楽観的な空気だったらしいのですが、
レントゲンを確認したところ、たしかに臼蓋形成不全の症状が見て取れたそうです。

しかも、最初の病院では右脚だけとの診断でしたが、
両脚ともにその症状がみられたとのこと。なんとっ!

ただし、程度としては軽いものなので、2か月間の要経過観察となりました。

ちょうど寝返りをはじめたところなので、整復のための装具(リーメンビューゲル)を
つけるとなると、動作の自由を奪われて朝から晩までご機嫌ナナメになるのだろうな、
と思っていたので、ひとまずはホッとしているところです。


自宅での対策

臼蓋形成不全には縦抱きが重要と言われています。
鈴木茂夫先生のHPによると、縦抱きは軽度脱臼の治癒を促すだけでなく、
脱臼の発見や脱臼の予防としても効果があるそうです。

現在、わが家ではムスメの抱っこ用に
ドイツ製の巻きスリング「DIDYMOS」を使っています。

一枚布タイプのこのスリングには、巻き方がいくつかあり、
そのひとつ【ラップ&クロスキャリー】という巻き方をすると、
両脚がM字に固定された状態でこちらの身体にフィットするので
ちょうどいいと考えています。

実際に日本代理店の公式HPでも
赤ちゃんは脚を開いた姿勢をとりますので、腰の発達を促し、股関節脱臼の予防はもとより、正常な腰の発達にも大変役立ています。
との記述がありますので、
長男の幼稚園送迎時はもとより、家の中でも、
経過観察の2か月間はこの巻き方での抱っこを続けることによって
少しでも快方に向かってくれるよう願っているところです。




女の子の赤ちゃんがいるパパ・ママへ

先天性股関節脱臼の怖いところは、若い頃にはなんとかやり過ごすことができたとしても、
年を取ってから痛くて歩きにくい、歩けないといった症状が出ることだと言われています。

乳児のうちに早期発見をし、適切な初期治療を受けることによって
そのリスクを回避することができます。おかしいと思ったら早めの受診をおすすめします。

現在日本では全乳児を対象に3か月検診時に股関節検診を実施する体制が整っています。
しかしながら、乳児股関節脱臼では痛みもなく、脱臼の判定を検診医の主観的判断に
基づいて行われているので、どうしても見逃し例は出現するというのが鈴木先生の弁です。

この場合重要となってくるのが、日常的に赤ちゃんと接しているパパ・ママの見立て。
鈴木先生のHPだけでなく、各種育児書・サイトにも発見のポイントがあろうかと思いますので、
今一度確認してみてはいかがでしょうか。

鈴木先生のHPに記載のあった早期発見の5つのポイントは下記のとおりです。
  1. 一方の下肢の動きが少なく、動きの悪い側の膝を立てていることが多く、場合によっては膝が反対側に倒れていたりする。

  2. 下肢を持ち上げて臀部を観察すると左右非対称である。

  3. 両股を優しく開いてみると片方が開きにくく、開きの左右差がはっきりしている。

  4. 股が開きにくい為に縦抱きがやりにくかったり、おむつを替えにくいこと多い。

  5. 兄弟姉妹、親、祖父祖母、いとこなど血縁関係者に脱臼がある。


特に、血縁関係に脱臼の人がいる場合には、すみやかに小児整形外科を訪ねることを推奨されています。(わが家の場合も、妻の妹さんが臼蓋形成不全でした)


どうか経過観察期間でムスメが快方に向かいますよう。
また、同じ疾患を見過ごされたり、適切な処置を受けられない赤ちゃんが
ひとりでも少なくなりますよう。

これからの日本を背負って立つ人材たちですからね。足腰は大切です。


関連リンク

■ 水野記念病院
http://www.mizuno.or.jp/index.html

※完全予約制。3ヶ月前までの予約が可能。
※平日(月〜金)14時〜17時の間、土曜日9時〜13時の間に電話にて予約。


■ 水野記念病院 地図

大きな地図で見る


■ 小児整形外科専門医、鈴木茂夫先生のHP
http://www7a.biglobe.ne.jp/~orthopedics/


≪その他、先天性股関節脱臼の発見・治療を専門とする病院≫

■ 滋賀県立小児保健医療センター 小児整形外科(滋賀)
http://www.biwa.ne.jp/~gen/seikei.htm

■ スカイ整形外科クリニック(大阪)
http://www.skyclinic.jp/

■ 医療法人たかせ整形外科(京都)
http://www.myclinic.ne.jp/toshito/pc/index.html



タグ:ムスメ 病気
Related Posts with Thumbnails

■父親からのお願い■

「父親のおなか」の記事をご覧になって共感していただけましたら、ぜひまた読みにきてください。たくさん読んでいただけると、子育てでグッタリの日でもブログを更新しよう!とヤル気が出ます。TwitterFacebookページでも更新情報をお知らせしています。

この記事への評価・フィードバック

posted by みやもと かずよし at 00:26 | Comment(2) | TrackBack(0) | 娘のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめて書き込みさせて頂きます。
札幌在住の“薄野の舞姫”と申します。
自分、結婚とは縁遠い独身OLで(汗)
しかも、大人になってからの発覚で
幼児の臼蓋形成不全については詳しい知識がないので
とても参考にさせて頂きました。
お嬢様、ハンディに負けず元気に成長できますよう
心からお祈りします。(-人-)
ではでは、また立ち寄らせて頂きます。(^^)/~~~
Posted by 薄野の舞姫 at 2011年01月23日 12:32
> 薄野の舞姫さん

はじめまして。コメントありがとうございます。
臼蓋形成不全が大人になってからの発覚だと治療がたいへんだと聞きます。
幸いムスメのケースはまだ発見が早いほうだと思いますので、
先生の指示のもと治療にはげみ少しでも快方に向かうよう
親として願っているところです。

薄野の舞姫さんのリハビリもうまく進みますようお祈りしています。
Posted by みやもとかずよし at 2011年01月23日 22:10
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/182005806
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。